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70年代の怪作『マッドボンバー』、ノーカットで初Blu-ray化&DVD再発売決定

2018年03月06日 12:12  リアルサウンド

リアルサウンド

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 映画『マッドボンバー』の国内初Blu-ray化&DVD再発売が5月9日に決定した。


参考:大衆娯楽としての魅力だけではない? 『空海―KU-KAI―』で描かれたチェン・カイコーの核


 本作は、妻と離婚、溺愛した一人娘が麻薬中毒で死亡し、社会を逆恨んで浄化を目論む連続爆弾魔と、平凡な市民ながらも性的コンプレックスを抱え、強姦でカタルシスを味わう連続暴行魔、そして犯罪者を憎み、強い殺意とともに強引な捜査を展開するサイコ刑事の狂人3人が、ロサンゼルスの街を舞台に、壮絶な三つ巴の追撃戦を繰り広げる70年代バイオレンス。


 『戦慄!プルトニウム人間』や『巨大生物の島』など、人間や怪物を巨大化させたモンスター映画を連発したバート・I・ゴードンが監督・製作・脚本・撮影を担当。爆弾魔をTVシリーズ『ライフルマン』のチャック・コナーズ、暴行魔を『悪魔の沼』のネヴィル・ブランド、狂える鬼刑事をTVシリーズ『ベン・ケーシー』のヴィンセント・エドワーズがそれぞれ演じた。


 日本では2005年に一度DVD化されたが、その本編は性描写や暴力描写がカットされたバージョンで、画面も4:3スタンダードサイズだった。今回の初Blu-ray化&DVD再発売では、米国劇場公開時のR指定本編、性描写や暴力描写がカットされていないノーカット版の本編となり、画面サイズも16:9で日本のBD・DVDでは初となる。


 また、映像特典として、カット版の本編も収録。単に一部のシーンをカットしただけではない、細かい編集の違いなどを確認することができる。


 さらに、シルヴェスター・スタローンとルトガー・ハウアーが、凄まじい追撃戦を繰り広げるサスペンス・アクション『ナイトホークス』も国内初Blu-ray化で同日発売されることも決定した。(リアルサウンド編集部)