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西島秀俊×佐々木蔵之介、かわぐちかいじ『空母いぶき』が実写映画化

2018年03月06日 11:11  CINRA.NET

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左から西島秀俊、佐々木蔵之介
かわぐちかいじの漫画『空母いぶき』が実写映画化され、2019年に公開されることがわかった。

『ジパング』『沈黙の艦隊』などで知られるかわぐちかいじ。2014年から『ビッグコミック』で連載されている『空母いぶき』は、近未来の日本が舞台。国籍不明の船団による突然の発泡や日本領土の占拠といった未知の事態に、航空機搭載護衛艦「いぶき」を中心とした護衛群艦隊が立ち向かうというあらすじだ。国家間の危機下における自衛官や政府、ジャーナリストや一般市民たちを描く。

映画版ではかわぐちかいじ監修のもと、24時間の物語として原作を再構築。迫力のあるアクションシーンを盛り込んだタイムサスペンスとして、もう1つの『空母いぶき』を生み出すという。

空母いぶき艦長・秋津竜太を西島秀俊、空母いぶき副長・新波歳也役を佐々木蔵之介が演じる。監督は『ホワイトアウト』『沈まぬ太陽』の若松節朗。脚本は『機動警察パトレイバー』シリーズの伊藤和典と『亡国のイージス』の長谷川康夫が担当し、企画には『亡国のイージス』『終戦のローレライ』の福井晴敏が参加している。

主演の西島秀俊は「多くの熱狂的なファンが次の展開を心待ちにする、かわぐちかいじ先生の傑作『空母いぶき』の映画化のお話を頂き、興奮で震える思いです」とコメント。佐々木蔵之介は「原作ファンの方は勿論、たくさんの方に愛される作品をお届け出来るよう、強い覚悟を持って航海に臨みます」と意気込みを明かしている。

■西島秀俊のコメント
多くの熱狂的なファンが次の展開を心待ちにする、かわぐちかいじ先生の傑作「空母いぶき」の映画化のお話を頂き、興奮で震える思いです。
若松節朗監督をはじめとした撮影スタッフ、本作品に協力して下さっている全ての皆さんと共に、現在、全力で準備が進んでいます。
鋭い洞察で今を見つめ、圧倒的なリアリティーで描かれる近未来、その作品世界に生きる登場人物達に負けないよう、命がけで取り組みたいと思います。

■佐々木蔵之介のコメント
かわぐちかいじ先生の「空母いぶき」の映画化に参加させて頂くことを心より光栄に思います。
“必ず平和を守る”という信念を持ち、凡ゆる戦況と対峙し悩み葛藤する登場人物たち。
この作品に若松節朗監督と西島秀俊さんをはじめ多くの出演者、スタッフと挑めることを嬉しく思います。
原作ファンの方は勿論、たくさんの方に愛される作品をお届け出来るよう、強い覚悟を持って航海に臨みます。
映画「空母いぶき」、楽しみにお待ちください。

■若松節朗監督のコメント
「未来の命に平和な世界を残しましょう」
それがプロデューサーからのオファーの言葉でした。
原作である「空母いぶき」には、現実の世界の方が後追いしているような先見性があります。
そこで投げかけられた問いがまさしく現実となった時、私たちはどんな選択をするのか。
この映画が平和や命の重みを考えるきっかけとなるよう、頑張りたいと思います。
そして何よりも、胸躍るエンターテイメントとして、未知の物語に立ち向かう俳優たちの姿に一喜一憂して頂けるよう、スタッフ一同、撮影を前に気持ちを高めています。