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スピルバーグも大絶賛! 『ペンタゴン・ペーパーズ』スタッフ陣にフィーチャーした特別映像

2018年03月06日 10:02  リアルサウンド

リアルサウンド

 3月30日に公開される、メリル・ストリープ×トム・ハンクス初の競演作『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』から、スティーヴン・スピルバーグ監督も大絶賛のスタッフ陣にフィーチャーした特別映像が公開された。


参考:動画はこちらから


 本作は、ベトナム戦争に関する国家の最高機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の報道を巡る出版社と政府の戦いを描くノンフィクション。専業主婦からアメリカの有力な全国紙で唯一の女性経営者となったキャサリン・グラハムの壮絶な半生も描かれる。


 今回公開された映像で、監督を務めたスピルバーグは「私にとって映画作りは”共同作業”だ。皆のアイデアで最高の物語を作る」「皆の協力で映画が完成した。現代との共通点が多い作品だよ」とコメント。スタッフ陣に絶大な信頼を寄せていることを明らかにした。


 プロダクション・デザインを手掛けたのは『アバター』と『リンカーン』でアカデミー賞美術賞を受賞したリック・カーター。カーターは「スティーヴンと仕事をするときは映画の時代設定に忠実に従いセットを作る」と制作を振り返りコメントした。


 ワシントン・ポストの編集主幹ベン・ブラッドリーを演じたハンクスは「メイク担当のスタッフもすばらしい。衣装デザインのアンもね」と衣装担当のアン・ロスらを絶賛。同社の発行人グラハムを演じたストリープも「1970年代の前半はすべての見た目が独特だった」と語っている。


 撮影監督を担ったのは、『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』でアカデミー賞撮影賞を受賞したヤヌス・カミンスキー。長年スピルバーグとタッグを組んできたこともあり、映画を撮るうえで好みが似てきているというカミンスキーは「スティーヴンも私も伝統的な手法を好む。つまり何より、物語に重きを置くことだ」とコメント。


 音楽を手掛けたのは『E.T.』『ジュラシック・パーク』のジョン・ウィリアムズ。スピルバーグは「ジョンが書いた曲を聴かずに私はスタジオに行った。でもすごく気に入ったよ」とコメントしており、ウィリアムズも「新聞社の部屋は騒がしいはずだ。音楽が人の声で聞こえないほどね。でも本作のシーンは音楽で満ちている」と自信を覗かせた。 (リアルサウンド編集部)