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MotoGP:ホンダのサテライトチーム、マークVDSが2018年シーズン体制発表

2018年03月06日 02:32  AUTOSPORT web

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3月5日、MotoGPに参戦するエストレージャ・ガルシア・0.0・マーク・VDSが体制発表を行い、MotoGPクラスに参戦するフランコ・モルビデリやトーマス・ルティなどが、2018年シーズンを戦うマシンとともに登場した。

 MotoGPクラスに参戦するマークVDSは2018年、ライダーラインアップを一新。Moto2からのステップアップ組であるトーマス・ルティとフランコ・モルビデリを起用して2018年シーズンに挑む。使用するマシンは引き続き、ホンダRC213Vだ。

 モルビデリは23歳の若手ライダー。2016年からMoto2クラスのマークVDSに加入し、同チーム2年目となる2017年シーズンには8勝を挙げてMoto2チャンピオンを獲得している。

 また、ルティはロードレース世界選手権(現在のMotoGP)に2003年から参戦。2005年には125ccクラスでチャンピオンを獲得を獲得し、以降Moto2クラスの前身である250ccクラス、Moto2に参戦を続ける充分な経験を持つライダーだ。

 Moto2チャンピオンとして最高峰クラスに乗り込むモルビデリは先日行われたカタールテストを振り返り、3日間の総合結果でトップから1秒103差の13番手だったことについて「僕はテストの度に改善できている」と語った。

「MotoGPマシンを操るにはたくさんのことを学ばなくてはいけない」としつつも、「きっとうまくいくと思っているよ」と2018年シーズンへ向けて意気込んだ。

 発表会では同チームからMoto2クラス、Moto3クラスに参戦するライダーたちも登場。Moto2に参戦するマルク・マルケスの弟であるアレックス・マルケスと新加入する2017年Moto3チャンピオンのジョアン・ミル、Moto3に参戦するアラン・カネト、アロンソ・ロペスなどに加えてマークVDSから参戦する若手ライダーが姿を現し、大所帯の同チームらしい体制発表となった。