MotoGPカタールオフィシャルテストは3日間の日程を終え、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドビジオーゾとホルヘ・ロレンソが3日目のテストを振り返った。
■アンドレア・ドビジオーゾ/ドゥカティ・チーム(3日目/3番手・総合/3位)
「今回のテストで、僕たちが昨年よりも速いことを含めて、戦闘力と速さを確認することができた。倒すべきライダーだと見られることがうれしい」
「テストでは多くのことを理解したけど、すべてではない。レースを待たないとならない。もしかしたら、僕のキャリアでベストテストになったかもしれない。僕たちが速いことは分かっていたけど、期待以上だ」
「バイクはすべてのコンディションでよい。これは、このカテゴリーで非常に難しいことだ。ザルコがとても速かったが、ペースに関しては何かがあったようだ。しかし、今日は予想どおりに速いライダーたちがいた」
「テストでは予定していたすべてのことを試した。特にシャシー。2タイプのシャシーで速く走ることができる」
■ホルヘ・ロレンソ/ドゥカティ・チーム(3日目/9番手・総合/10位)
「最後にいいセッティングにまとめることができた。問題はライバルたちががそれ以上によくなったこと。昨年と比較して一歩前進したから、僕たちは大きなポテンシャルがある。今日証明した以上に大きなポテンシャルなんだ。だけど、まだ仕事が残っている」
「レースシミュレーションを行ないたかったけど、時間がなくなってしまった。いいベースを見つけるために、少し時間をロスし、苦しんだが、バイクは戦闘力がある。ライダーごとに乗り方とセッティングがあるから、僕が気に入るバイクにしなければいけない」
「問題は他メーカーが進歩したことだ。ホンダはエンジンを改良し、スズキはすごくよくなった。プレシーズンの3度のテストが終了したが、まだバイクの最大限のポテンシャルを引き出すために、やるべき仕事がたくさん残っている」