セアトは3月8日に一般公開を迎えるジュネーブモーターショーに先駆けて、世界初のレース用電動ツーリングカー『セアト・クプラe-Racer』を公開した。
ジュネーブショーで実車がワールドプレミアされるクプラe-レーサーは、近年ツーリングカーレースで人気を集めているTCRを立ち上げたWSCテクノロジーLtd.が新たに提唱する電動ツーリングカーレース『E TCR』向けに開発された車両だ。
このクプラe-レーサーは将来的に創立されるE TCRのレギュレーションに準拠しており、ピークパワー500kW、通常航行時300kWを発生。セアトは「100%電気で駆動する世界初のレーシング・ツーリングカー」だとしている。
なお、E TCRを提唱したWSCは週内にもシリーズに関する概要をアナウンスする予定だ。