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チョ・インソン&チョン・ウソンがバブリーダンスを披露!? 『ザ・キング』メイキング映像

2018年03月04日 14:22  リアルサウンド

リアルサウンド

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 3月10日より公開されるチョ・インソン&チョン・ウソン共演作『ザ・キング』より、メイキング映像が公開された。


参考:『ザ・キング』メイキング映像


 本作は、1980年から2010年にわたる激動の韓国現代史を背景に、国家という巨大ピラミッドに蔓延する理不尽なパワハラや大統領選挙の裏で活発化するスリリングな駆け引きを題材にしたクライム・エンターテインメント。 “やられたら、やり返す! それが政治理念だ!”をモットーに、1%の成功者になるため翻弄される若き検事の成り上がりの人生を描く。韓国で観客動員530万人をこえるヒットを記録し、大鐘賞映画祭、百想芸術大賞、青龍映画賞などを受賞している。


 このたび公開された映像には、チョ・インソン演じる本作の主人公で新人検事パク・テス、チョン・ウソン演じる権力者の検事部長ガンシク、さらにペ・ソンウ演じる上司に絶対服従のドンチョルの“悪に染まる検事3人組”の面々が並んで不器用なダンスをする1コマを収録。劇中のバブリーなダンスの撮影の裏側が明らかになっている。


 また、本作への著名人絶賛コメントも公開された。『彼女がその名を知らない鳥たち』『凶悪』の白石和彌監督は「権力の闇を描くこの映画は韓国以上に日本にこそ必要な映画だ」とコメント。そのほかゴールデンボンバーの歌広場淳、小説家の真山仁、ジャーナリストのモーリー・ロバートソンらがコメントを寄せている。


■白石和彌(映画監督)コメント
韓国現代史の裏で繰り広げられる超ハイカロリーパワーゲーム。やりたいこと全部やってる感が凄い。ていうか羨ましい。権力の闇を描くこの映画は韓国以上に日本にこそ必要な映画だ。


■真山仁(小説家)コメント
政治とは暴力だーーと看破したマックス・ヴェーバーの至言が、艶やかに壮絶に浮かび上がる権力エンターテインメントは、危険すぎて観る者全てを虜にするだろう。


■モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)コメント
まさに「ポピュリズム」を利用する権力。気づけば引き込まれていく大衆心理を巧みに操る様は、現代社会と照らし合わさずにはいられない。


■塚越健司(情報社会学者)コメント
自分に嘘をつき、信じたい事だけを信じる男たち。その悪徳の限りを、娯楽と韓国的な道徳を交えて描く稀有な作品。


■葉真中顕(作家)コメント
韓国政治の裏で蠢く悪徳検事たち。正義は誰によってつくられるのか。“民主主義の死と再生”を目撃せよ!


■ジュリアナクィーン荒木師匠(荒木久美子)コメント
主人公は表、親友は裏それぞれの社会での活躍から華やかさとダークな部分の対比。冷や冷やしながら観ていましたが最後の計画が痛快。 韓国美女も抜群のスタイルで花を添えていてそれも良かったです。


■金慶珠(東海大学教授)コメント
ダンディな男たちの仁義なき闘いの記録。韓国社会のリアルな実像、そして人間社会の本性を優雅に暴くこの映画は、内部告発者の声なき悲鳴に覆われている。


■恩納 力(AbemaTV)コメント
プライドを捨てろ!権力に寄り添え!」毎日、朝礼で言われたい。全社メールで送って欲しい。全国にいる社畜の仲間達よ、『ザ・キング』を観て、出世競争を勝ち抜きましょう。


■郷原信郎(弁護士)コメント
戦前の日本と同様に、刑事事件の捜査と起訴の権限が集中する検察での「権力と欲望の暴走」の恐ろしさをリアルに描く力作。


■歌広場淳(ゴールデンボンバー)コメント
おい、俺たちの大好物が来たぞ! 「やられたらやり返す…倍返しだ!」が口グセの男に夢中になった人は全員集合だ!!!


(リアルサウンド編集部)