MotoGPカタールオフィシャルテストは3日間の日程を終え、LCRホンダのカル・クラッチローと中上貴晶が3日目テストを振り返った。
■カル・クラッチロー/LCRホンダ・カストロール(3日目4番手・総合4位)
「開幕まで約2週間、今日はテストの最終日だった。ドライではバイクにポジティブなフィーリングがある。まだ改善の余地はあるが、少なくとも開幕までにホンダと協力して状況を変える情報をチームは持っている」
「まだ、フロントのフィーリングが完璧ではないが、重要な最終日に一貫して速く走ることができた。僕たちの問題はフロントタイヤのスペックだ。そのどれもが僕のライディングスタイルに合っていないが、レースの週末には重要になる。しかし、12周の連続ラップもできたので、今日のパフォーマンスには全体的に満足している」
「ウエットテストはビジョンはよかったが、コースは本当に滑りやすかった。開幕戦カタールのセーフティコミッションでは話し合うことになると確信している」
■中上貴晶/LCRホンダ・イデミツ(3日目21番手/3日間総合21位)
「今日は、セッション序盤に残念ながら2コーナーで派手な転倒を喫してしまいました」
「この影響で一台のバイクを使えなくなり、今日のプランも大幅に変更することになってしまったので、チームには本当に申し訳なく思っています」
「その後は30周を走りましたが、なかなか厳しい状況で、チームにもいまひとつの一日になってしまいました。とはいえ、ケガがなく、体のどこにも痛みがないのは良かったです」
「レースウィークが今から楽しみなので、開幕戦は全力でがんばります」