モンスター・ヤマハ・テック3のヨハン・ザルコは、MotoGP昇格後、オフィシャルテストで初のトップタイムを記録。3日間総合でも首位となったが「レースシミュレーションではあまり速くなかった」とテストを振り返った。
ザルコはカタールテスト3日目、7度のコースインでトータル53ラップを周回。18時24分に記録した1分54秒029でMotoGP昇格後初めて最終日トップ、3日間総合でも首位でカタールテストを終えた。
テスト後、ザルコは「最高の3日目だった。トップタイムで終えることができとてもハッピーだ」と次のようにテストを振り返る。
「1分53秒台を記録することも可能だったと思うが、(タイムを記録するために)そのスピードはステップ・バイ・ステップで理解しなければならないことを受け入れなければならない」
「チームは素晴らしい仕事をしてくれた。この3日間に行なったことは大きな自信となる」
ザルコは19時19分すぎから17周のロングランにも取り組み、1分56秒台でコンスタントに周回を重ねていたが、ロングランについては満足のいく結果ではなかったようだ。
「レースシミュレーションではあまり速くなかった。17周のロングランを行なったが、ここ数日の疲れがあったのかもしれない」
「とにかく僕たちはコンスタントで、リラックスしてライディングできている。2週間後のレースウイークに向けて、このフィーリングを覚えておかなければならない」