カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われているMotoGPオフィシャルテスト。モビスター・ヤマハ・MotoGPのマーべリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシがテスト2日目について語った。初日トップだったビニャーレスだが、2日目はタイヤのグリップ不足に苦しんだようだ。
■マーベリック・ビニャーレス/モビスター・ヤマハ・MotoGP(2日目/7番手)
「今日はたくさんのことを試したけれど、初日と比べてグリップを失ってしまった。毎回同じフィーリングだ。もっと懸命に仕事をしなければならないね」
「確かにペースはよくなっているけれど、アタックしたときに初日のようないいフィーリングがなくラップタイムを大きく短縮することができなかった。明日に向けて、やることははっきりしている。少なくとも、ロングランに取り組もう。フルタンク状態でバイクがどのように機能するか確かめたい」
■バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハ・MotoGP(2日目/11番手)
「最速ラップはねらわなかった。僕の順位はよくはないけれど、コンマ数秒よくすることはできる。連続7ラップ、8ラップのシミュレーションは悪くなかったけれど、フロントタイヤに問題があった」
「ソフトコンパウンドのタイヤが気に入っているのだけれど、それでは最後まで走りきれないんだ。数ラップ後にはペースダウンしなければならないから、これを解決しないと。バイクは昨年よりも曲がるから、シャシーにはいいフィーリングがある。電子制御の仕事が必要だね」