カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われているMotoGPオフィシャルテスト。レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサがテスト中日を振り返った。マルケスは10位に終わった初日から大きく順位を上げ、この日のテストに手ごたえを感じているようだ。
■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(2日目/3番手)
「今日はすごくよかったよ。セッション中盤にいくつかのことを試して方向性を失ってしまったときは少し苦しんだけれど、最後にはそのおかげで違う部分を理解することができたんだ。気温が下がり始め、フロントにハードコンパウンドのタイヤを履いているときに、2コーナーで転んでしまった。このコースにありがちな転倒だった」
「その転倒で、今日は予定していなかった2号車に乗り換えることになったけれど、フィーリングがよかったことはポジティブ。今日のテスト内容はよかったけれど、コンスタントにペースをよくするという目的に向けて、明日も僕たちにとって厳しいこのコースでセットアップの仕事を継続しなければいけないね」
■ダニ・ペドロサ/レプソル・ホンダ・チーム(2日目/10番手)
「初日の転倒が原因で左手に痛みがあり、昨日よりも少し難しいテストになってしまった。気をつけて走らなければならなかったからね」
「快適に走ることができなかったけど、その中で最善をつくしてセットアップとタイヤの仕事を何とか終わらせることができたよ。周回数も少なかったから、たくさんのテストができなかった。午後と夜ではコンディションが大きく変わってしまうから、試したいことがまだ残っている。明日も仕事を続ける必要があるね」