映画『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』が本日3月3日から東京・渋谷のイメージフォーラムほか全国で順次公開されている。
同作は、『アカデミー賞』受賞作『シャイン』のモデルとなったピアニストのデイヴィッド・ヘルフゴットと妻のギリアンの生活に迫ったドキュメンタリー。神童と謳われながらも11年もの間精神病を患らい、その後復活を遂げたデイヴィッドと、彼を支え続けるギリアンの愛を記録したもの。
監督・脚本はドキュメンタリー映画『CHAMAMÉ』のコジマ・ランゲ。同作のオフィシャルサイトには著名人によるコメントが掲載されており、ピーター・バラカンは「演奏によって聞き手に安堵感を与える人もいれば、本人が演奏することで自分の平静を保つ場合もあります。ヘルフゴットは『セルフ・ヒーリング・ミュージック』と言えるのでしょうか」、世武裕子は「ピアノが弾きたくってそわそわする気持ちにはかなり共感するところがあり、嬉しくて笑っちゃいました。あー、ピアノって本当にいいなぁ!」と感想を寄せている。