『スヌーピー×おもしろサイエンスアート展「スヌーピー・ファンタレーション」』東京展が、3月19日まで東京・松屋銀座で開催されている。
同展では、チャールズ・モンロー・シュルツによる漫画『ピーナッツ』のキャラクター「スヌーピー」を「サイエンスアート」を通して表現。日本の木工作家や造形作家たちの作品、愛知工業大学の協力によるスヌーピーがダンスするロボット「ダンシングスヌーピー」や4足歩行から2足歩行に進化する「ロイドスヌーピー」など3作品、『ピーナッツ』の漫画を約5千枚使用した4Dモザイクアートなどあわせて約110点が展示される。
参加作家は、伊藤有樹、宇田川誉仁、澤田啓介、手鹿郁美、中野範章、松岡ミチヒロ、水越亘将、諸星昭弘ら。
さらに同展の総合プロデューサー大谷芳照がシュルツと出会うきっかけになった大阪の商業施設「スヌーピータウン」プロジェクトのために1993年に制作され、アメリカに寄贈されたオブジェが約4半世紀ぶりに日本で展示予定。グッズコーナーでは約350アイテムを越える展覧会オリジナルグッズが販売される。
なお同展は東京会場終了後に愛知・ジェイアール名古屋タカシマヤ、大阪・阪急うめだ本店、広島・広島三越ほか全国に巡回。
■大谷芳照のコメント
生前のシュルツ氏とは、アメリカ・カリフォルニア州のサンタローザにあるシュルツ美術館のグレートホールにある「Morphing Snoopy Wood Sculpture」と「Tile Mural Wall」という2作品を共に作り上げました。この2作品は、ミュージアムに永久展示されています。2013年には、権利元であるPeanuts Worldwide LLCからのライセンスをうけて日本の伝統工芸とスヌーピーをコラボレーションさせた「SNOOPY JAPANESQUE」展を総合プロデュースし、「匠によるスヌーピーの世界」を切り開きました。そして、いよいよ2018年春には、サイエンスアートとコラボレーションさせた新たなスヌーピーの世界を紹介する「SNOOPY FANTARATION」を開催します。ぜひとも、「斬新かつ新鮮なスヌーピーの世界」をお楽しみください。