舞台『サメと泳ぐ』が9月に東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアター、兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールほかで上演される。
同作は1994年に公開されたジョージ・ホアン監督・脚本の映画『ザ・プロデューサー』の舞台化作品。横暴な大物映画プロデューサーのバディと脚本家を志す新人アシスタントのガイの関係を中心に、欲望うごめく映画界の人間模様やある出来事をきっかけにバディとガイの歯車が狂い始める様を描く。映画版の脚本はホアン自身がハリウッドで見聞きした実話をもとに執筆されたという。
日本初演となる今回は、権力を振りかざすバディ役を田中哲司、屈辱に耐えながらバディのもとで働くガイ役を田中圭が演じる。さらにガイと恋人関係になる野心的なプロデューサーのドーン役に野波麻帆がキャスティングされているほか、同公演の演出を手掛ける千葉哲也が映画会社の会長・サイラス役で出演する。
なお同公演は東京公演、兵庫公演に加え、地方でのツアー公演が予定されている。チケット情報などの詳細は続報を待とう。