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『焼肉ドラゴン』真木よう子らの両親役にイ・ジョンウン&キム・サンホ

2018年03月02日 16:31  CINRA.NET

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『焼肉ドラゴン』 ©2018「焼肉ドラゴン」製作委員会
初夏に公開される映画『焼肉ドラゴン』の追加キャストと新たなビジュアルが発表された。

鄭義信の作・演出による同名舞台を鄭が自ら映画化する『焼肉ドラゴン』。高度経済成長期の1970年を舞台に、故郷を奪われ、関西の地方都市で小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む6人家族が、時代の波に翻弄されながらも力強く生きる姿を描く。一家の長女・静花役に真木よう子、次女・梨花役に井上真央、三女・美花役に桜庭ななみがキャスティング。幼なじみの静花への想いを秘めたまま梨花と結婚する常連客・哲男役を大泉洋、美花と秘めた恋を繰り広げる長谷川豊役を大谷亮平が演じる。

今回の発表では『海にかかる霧』『隻眼の虎』といった作品に出演するキム・サンホ、『母なる証明』『哭声/コクソン』『オクジャ』などに出演するイ・ジョンウンの出演が判明。キム・サンホは真木、井上、美花の三姉妹と一人息子を育てる父親・龍吉役、母親・英順役を演じる。今回の発表とあわせて家族6人と大泉洋演じる常連客の姿を写したビジュアルが公開された。

キム・サンホは同作の撮影を「後半に3分ほどのロングテイクシーンがあり、そのワンシーンを6時間にわたって撮影したのですが、終わった瞬間、撮影監督をはじめ、スタッフさんたちとも抱きしめながら喚声を上げていました。あの瞬間は、俳優として最高の瞬間であり、永遠に忘れられない瞬間」と振り返る。

またイ・ジョンウンは「この映画に参加し、私は『焼肉ドラゴン』のすべてのことを愛することになりました。飛行機の中から見た風景も、甘くってしょっぱい味の日本料理も、撮影現場の桜も、大阪の熱い在日韓国人たちと彼らの出演も、日本の映画人たちも、現場にいつも用意して頂いた日本のお茶やお菓子も、桜が散っていた雨の日も、撮影終了後にみんなで楽しんでた飲み会の風景も、力を尽くして演じた家族も、自分が演じたお母さんのあの格好、ポグリヘアも、すべてを愛してる」と思いを明かしている。

■キム・サンホのコメント
舞台の「焼肉ドラゴン」が優れた作品ということは以前から聞いていました。鄭監督についても、作家・演出家としてその名声を知っていたため、キャスティングの提案を受けた時、俳優としてあまりにも幸せで嬉しかったことを覚えています。監督は原作者であり、映画のシナリオも直接書いた方であるため、信頼ができました。俳優さんたちもみんなベテランで、みんな期待以上に立派な俳優さんでした。通訳を経て対話をしなければならなかったのですが、お互いを信じて尊重しながら作品に取り組みながら良いアンサンブルを作り出すことができ、スタッフさんたちにも感謝しています。後半に3分ほどのロングテイクシーンがあり、そのワンシーンを6時間にわたって撮影したのですが、終わった瞬間、撮影監督をはじめ、スタッフさんたちとも抱きしめながら喚声を上げていました。あの瞬間は、俳優として最高の瞬間であり、永遠に忘れられない瞬間。この場を借りてすべての方々にもう一度深い感謝の気持ちを伝えたいです。この映画の中には人間の生と、涙と、感動があります。必ず見に来てほしい。感動と面白さを必ず約束します。

■イ・ジョンウンのコメント
登場人物一人一人が生きていて存在感があり、物語の面白さもある。素晴らしい作品だと思いました。この映画に参加し、私は「焼肉ドラゴン」のすべてのことを愛することになりました。飛行機の中から見た風景も、甘くってしょっぱい味の日本料理も、撮影現場の桜も、大阪の熱い在日韓国人たちと彼らの出演も、日本の映画人たちも、現場にいつも用意して頂いた日本のお茶やお菓子も、桜が散っていた雨の日も、撮影終了後にみんなで楽しんでた飲み会の風景も、力を尽くして演じた家族も、自分が演じたお母さんのあの格好、ポグリヘアも、すべてを愛してる。今も私達は、みんなと一緒にいるようです。最後のセリフがこの時間も思い出され、忘れられません。鄭監督、俳優のみんなさん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。わざわざ映画館に足を運んだことを後悔しないと、保証します。