3月1日からカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行われているMotoGPオフィシャルテストは初日を終え、モビスター・ヤマハ・MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシが初日のテストを振り返った。
■マーベリック・ビニャーレス/モビスター・ヤマハ・MotoGP(初日/1番手)
「タイではプッシュする自信がなかったが、今日は進歩したように見える。セッション序盤はバイクのフィーリングがよくなかったが、その後セットアップを変えるとよくなり、プッシュすることができ、ステップバイステップでラップタイムも短縮することができた」
「できる限りバイクをベストな状態にしようとトライしている。今日はピットアウトする度に、フィーリングはよくなった。ラストランでは多くの周回を重ね、ライディングスタイルに集中したが、うまく行っているように見える。バイクに整合性があり、うまくライディングできた」
「でも、まだコーナリングスピード、ターン、アクセラレーションに課題があるので、今後も集中して仕事を続けなければならない。とはいえ、進歩しているので、この点に関してはポジティブだ」
■バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハ・MotoGP(初日/7番手)
「バイクはよく走っている。僕たちは働き、いい1日となった。速かったけど、シャシーと電子制御の仕事をたくさんしなければいけない。まずは、データをチェックして、明日は異なることを試すつもりだ」
「今日の順位は喜べないが、コンマ3秒差は悪くない。ロサイルがヤマハのマシンに適しているかどうかは分からない。コースに合うキャラクターではないと思う。バイク、タイヤ、路面の組み合わせ。ヤマハに適したコースなのか、苦しむコースなのかを判断するのは難しい」