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「ハロは嫌い!」トロロッソ・ホンダF1のガスリー、乗り降りに手間取り、スーツがボロボロに

2018年03月01日 14:52  AUTOSPORT web

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2018年第1回F1バルセロナテスト2日目:マシンに乗り込むピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
2018年からF1で安全デバイス“ハロ”の装着が義務化され、初のテストが開催されているが、思わぬトラブルが発生していることが分かった。

 トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、乗り降りの際にハロに実装されたウイングレットに気をつけなければならず大変だと明かした。わずか一日で、レーシングスーツを破いてしまったという。

 今年からF1フル参戦を果たすガスリーは、ハロがあるせいでコクピットへの出入りが難しくなったと説明した。

「ハロは嫌いだ。マシンに乗り降りするたびに大変な思いをする」と火曜日の走行後にガスリーは言った。

「レーシングスーツがもう破けてしまった。まだ初日なのに、背中にたくさんの穴が開いているんだ」

「前のハロに気をつけながら、マシンに乗りこまなければならない。すごく変な感じだ。ハロにはウイングレットが付いていて、マシンを降りるときにつかむことはできない。触ってはいけないんだ」

「とても変な状況だけど、大したことではない。僕は以前のマシンの方が好みだが、それだけのことだよ」

 乗り降りする際に不便さはあるものの、いったんマシンに乗ってしまえば、ハロは特に問題にはならなかったとガスリーは明かした。

「ハロをつけて走っていても、大きな違いはない」と彼は言った。

「視界に関しては前と同じだ。もちろん、上の方に何かがあるというのは、少し奇妙な感じだけどね」

「でも走行を始めれば、集中するようになる。ドライビングに注意を払っているときには全く気にならないよ」