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メーガンさん「#MeToo」「#Time’s Up」について語る フェミニストは幼少期から

2018年03月01日 13:33  Techinsight Japan

Techinsight Japan

フォーラムで談笑するメーガンさん(画像は『Kensington Palace 2018年2月28日付Twitter「People who have benefited from The Royal Foundation’s life-changing programmes explained how these have made a real and lasting difference.」』のスクリーンショット)
英時間2月28日、メーガン・マークルさんは婚約者の英ヘンリー王子、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻とともに「英国王室基金フォーラム(Royal Foundation Forum)」に出席した。そこで昨年秋から大きな注目を集めている「#MeToo」「#Time’s Up」について、メーガンさんが意見を述べる場面が見られた。

フォーラムにてメーガン・マークルさんは、自身の見解をこのように明かしている。

「女性の地位向上については、多くの人たちの間で話題になっています。“女性が声をあげることができるようサポートします”といった言葉を聞く機会がありますが、私はこの意見には根本的に賛成しかねます。なぜなら、女性は嫌なことを嫌だと声に出して言えるよう、わざわざ周囲からお膳立てしてもらう必要などないからです。女性はすでに自分の意見というものをきちんと持っています。大事なのは、“自分の意見に自信を持ち、積極的に発言すること”です。そして“その声にもっと耳を傾けてくれるような社会へと変えていくこと”だと思うからです。」

メーガンさんが子供のころから、女性の地位向上について強い意見を持っていたことを示す1つのエピソードがある。ある日、メーガンさんは「プロクター・アンド・ギャンブル(Procter&Gamble)」の台所用洗剤のTVコマーシャルでこんなセリフを耳にした。

「全米中の女性が、鍋やフライパンのしつこい油と戦っています。」

このセリフに違和感を抱いた11歳のメーガンさんは、同社社長をはじめ、当時のファーストレディだったヒラリー・クリントン氏や有名女性弁護士宛てに手紙を出すことを決意したという。

そして「全米中の“女性”という表現は、全米中の“人々”と変えるべき」と書いた手紙を送ったそうだ。その後、このコマーシャルは「全米中の人々が、鍋やフライパンのしつこい油と戦っています」に変わったという。この件でニュース番組から取材を受けたメーガンさんが、「子供が“家事のすべては母親の仕事”と思い込みながら成長するのは正しいことではないと思う」と堂々と語る映像は今でも残っている。

自分の意見をしっかり持ち、正しいと思う道を突き進む芯の強さは幼い頃から健在だったようだ。今後は王室メンバーの一員として様々な社会活動に貢献するメーガンさんの姿が期待できそうだ。

画像は『Kensington Palace 2018年2月28日付Twitter「People who have benefited from The Royal Foundation’s life-changing programmes explained how these have made a real and lasting difference.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)