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中澤裕子、モー娘。時代に設けた“独自ルール”を反省「ものすごい、人じゃなかった。魂すべてが鬼」

2018年03月01日 13:22  リアルサウンド

リアルサウンド

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 中居正広がMCを務めるトークバラエティ『ナカイの窓』(日本テレビ系)の2月28日放送回では、「モー娘。同窓会SP」の模様がオンエアされた。


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 この日は、ゲストMCに山里亮太(南海キャンディーズ)、ゲストにモーニング娘。のOGである飯田圭織、石川梨華、辻希美、中澤裕子、福田明日香、矢口真里、吉澤ひとみを迎え、同窓会を開催。


 冒頭で、一人ずつ紹介していき、結婚と子供の有無を確認していく。中澤が、5歳と2歳の二児の母親であることを口にすると、中居は「俺昔、中澤と熱愛なんとかって(記事)出たことあるんだよ」と話し出す。「なんか紙面に、二人で台湾旅行って(書いてあった)……」と説明すると、突然「俺の歴史に傷をつけるなっ!!」と冗談交じりに心境を叫んだ。それを聞いた飯田は、当時を振り返り「同じメンバーだけど、聞けませんでしたよ。わぁ……知らないところで? みたいな」と二人の熱愛報道に驚いていたことを明かす。


 1997年に、オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系)で、女性ロックボーカリストオーディションに落選した5人によって、結成されたモーニング娘。インディーズデビュー曲『愛の種』を、手売りで5万枚完売できたらメジャーデビューという企画を達成し、1998年に「モーニングコーヒー」でメジャーデビューを果たした。


 そんな結成から今日までの20年間の歴史を改めて振り返ると、山里が後から加入して来たメンバーに対して、イラつきはあったのかと質問する。中澤は「ステージ上で、新メンバー募集しますっていうのを教えられるわけですよ。だから、素のリアクション出ちゃってましたよね。私とか石黒(彩)は、もう露骨にめっちゃ嫌な顔してて」と暴露。


 中居が「仲間が増えるって感覚はないの?」と聞くと、中澤は「それまで、メンバーが増えるアイドルグループってあんまりいなくなかったですか?」と口にし、新たに加入という発想がなかったため、受け入れるのに時間がかかったと明かす。福田は、「そもそもオーデション番組で競ってた5人だから」と言い、グループを結成してからもライバル関係が続いていたことを語る。そんな5人の中に、新メンバーが加入することで、「自分のパートどれだけ多くもらえるかで、レコーディングもバチバチしてる中で、さらにバチバチさせるんですか!? みたいな」と当時の胸の内を告白した。


 矢口は当時『ASAYAN』で彼女らのオーデション過程を見ていて、「ここに(新たに)入ってくる人たちありえないな」と思っていたという。だが、自分が合格してしまい「これ絶対嫌がるだろうなと思いながら入ったら、もうその数十倍嫌がってました」とぶっちゃける。そして、今だに1期生に緊張していると笑った。


 また中澤独自のルールの話題になり、“楽屋ではバナナ禁止”“エレベーターの乗降は中澤が先”“移動車の席順が決まっている”などのルールが挙げられていく。また、1期の中でも中澤の立場が上だったことも明かされる。中澤は当時を振り返り、自身のことを「ものすごい、人じゃなかった。魂すべてが鬼」と反省した。


 そんなモーニング娘。で過ごして来た辻は「当時は正直、ちょっとウルサイなと思ったりもしましたけど」と口を滑らせる。そして、中居が入所当時ウザいと思ったメンバーは誰かと尋ねると、辻は「嫌いとかそういうんじゃないんですよ」と言いながらも、中澤を指し示した。


 AKB48などの今のアイドルグループの話題になり、中居がどう思っているのかを聞くと、矢口は「私たちの方が、ラッキーだと思いますね。映る機会があるんで」と自身の考えを述べる。その理由について「AKBって、総選挙で選ばれた何人かがピックアップされて、結構テレビにガッとなるじゃないですか」と言い、「後ろの人たちは苦労していると思いますね」と説明した。


 次回の放送では「舞台で活躍する人SP」の模様をオンエア予定だ。(文=向原康太)