ホン・サンス監督の映画『夜の浜辺でひとり』が初夏から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。
同作の物語の舞台はドイツ・ハンブルクと韓国・カンヌンという2つの海岸都市となる。主人公・ヨンヒは不倫スキャンダルによりキャリアを捨て韓国からドイツへ逃げてきた女優。姿を見せない恋人を待つヨンヒの姿や、やがて韓国に戻り、女優復帰を考え始めた彼女がカンヌンの浜辺で自分の心と向き合う様が描かれる。英題は『On The Beach At Night Alone』。
ヨンヒ役は『お嬢さん』のキム・ミニが演じるほか、ソ・ヨンファ、クォン・ヘヒョ、チョン・ジェヨン、ソン・ソンミ、ムン・ソングンらが出演する。なお同作においてキム・ミニは韓国人俳優として初の『ベルリン国際映画祭』主演女優賞を受賞している。
また同じく初夏よりホン・サンス監督、キム・ミニ主演の映画『それから』がヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。なおホン・サンスとキム・ミニは不倫関係を公言している。