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輪島塗の老舗 輪島キリモトが漆の新プロダクトブランド始動、"ヒトハダに一番近いコップ"など

2018年03月01日 11:13  Fashionsnap.com

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キービジュアル Image by: IKI -by KOHEI KIRIMOTO
1700年代から続く輪島塗の老舗 輪島キリモトが、世界で活躍する新鋭クリエイターの感性と伝統技術を組み合わせることで漆の素材を改めて捉え直す新プロダクトブランド「IKI -by KOHEI KIRIMOTO」を立ち上げる。3月7日から13日まで、伊勢丹新宿店で初披露。"人肌に最も近い感触のコップ"をはじめとする新コレクションの販売をスタートする。

 輪島塗は、石川県輪島市で生産される漆器。漆器は人の肌にとても近い塗料と言われており、手触りや口当たりに優れている。
 「IKI -by KOHEI KIRIMOTO」は、現代クリエイターの感性を取り入れながら、科学やプロダクトデザインの側面から漆の魅力を再定義し、プロダクトを開発する。プロダクト第一弾は、漆の感触が人間の肌に近いという特性を活用した「ヒトハダに一番近いコップ」(2万6,000円)、「ヒトハダに一番近いお椀」(2万3,000円)、「ヒトハダに一番近いボウル」(4万4,000円)、「ヒトハダに一番近いお皿 大」(3万3,000円)、「ヒトハダに一番近いお皿 小」(1万6,000円/いずれも税別)の5つをラインナップする。
 ブランドディレクターは輪島キリモト代表 桐本泰一の息子である25歳の桐本滉平が務め、新しい形での伝統工芸の継承を目指す。また、現代クリエイターThe Breakthrough CompanyGOの三浦崇宏、QUANTUMの井上裕太、TBWA\HAKUHODOの徳野佑樹が参画している。

■伊勢丹新宿店での販売場所:伊勢丹新宿店 本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5期間:2018年3月7日~13日営業時間:10:30~20:00