2月28日、F1プレシーズンテストが3日目を迎えた。スペイン・バルセロナはこの日、雪と雨に見舞われ、トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、わずか2周しか走行を行わなかった。しかし、今週のテストを通して、パッケージにいい感触を持っているという。
ハートレーはこの日、2回コースに出たのみで、タイムを記録することなく、一日を終えた。
「路面が再舗装されている上に、気温がとても低かったため、今日はタイヤの温度を上げるのがほぼ不可能だった」とハートレーはこの日を振り返った。
「(開幕戦の)メルボルンに向けて2、3のアイテムをテストしたから、いくつか作業を終えることができたのはよかったよ。他にもいろいろと作業ができた。レーススタートのシミュレーションをし、いろいろな手順をチェックし、ステアリングホイールを交換する練習や、データの確認も行った」
「ドライコンディションで走れなかったのは悔しいけれど、次のテストで挽回できるはずだ。今のところ、マシンのドライバビリティは素晴らしいし、信頼性も申し分ない。だからポジティブな形でテストを始めることができたと言っていいだろう」
今週のテスト最終日はピエール・ガスリーが走行する予定となっている。