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トロロッソF1首脳「悪天候でSTR13・ホンダの走行距離を伸ばせず。遅れをできるだけ早く取り戻したい」

2018年03月01日 09:01  AUTOSPORT web

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2018年第1回F1バルセロナテスト3日目:ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
スクーデリア・トロロッソのテクニカルディレクター、ジェームズ・キーは、プレシーズンテスト3日目が雪と雨という悪天候となり、ほとんど走行できずに終わったことを嘆き、残りのテスト5日間で遅れを取り戻したいと語った。

 2月28日、バルセロナは朝は雪、午後には雨と、一日を通してテストに適さないコンディションとなった。トロロッソ・ホンダのテストをこの日担当したブレンドン・ハートレーは、コースには出たものの2ラップ走るにとどまり、タイムを記録せずに一日を終えた。

 チームはガレージ内で作業を行い、一日を無駄にしないよう努めたが、プログラム上、大きな遅れが出てしまったとキーは語った。   

「今朝は雪が降って氷点下まで気温が下がり、午後には激しい雨が降り、コースに水たまりができた。チェックのために2周を走ったが、どういう形であれ本格的な走行をするのに有効なコンディションではなかった」とキーは一日を振り返った。   

「この時間を利用して、いずれやる予定だった静的テストをガレージ内で行った。そういった意味では今日という一日を可能な限りうまく活用したと言える。ブレンドンとチームが今日たくさんの周回を重ねる機会を逃したのは残念だが、それは誰にとっても同じだし、天候をコントロールすることはできない」
 
「今日は困難な一日になり、コンディションの関係でテスト1日目と2日目の午後にも走行時間を失ったため、残りのテスト期間でこの遅れを取り戻さなければならない。優先事項を定めて、できる限りしっかりと挽回していきたい」