リクルート住まいカンパニーは2月28日「みんなが選んだ住みたい街ランキング2018 関東版」を発表した。総合1位は横浜、2位は恵比寿だった。住みたい街ランキングで常に上位を獲得している吉祥寺は3位に留まった。
次いで、品川、池袋、武蔵小杉、目黒が続いた。埼玉県からは9位に大宮、10位に浦和がランクインした。
住みたい沿線トップはJR山手線、メトロでは丸の内線が1位
同調査は、2010年に開始して以来、2011年を除いて毎年実施している。調査の対象は、関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)在住の20~49歳の男女7000人。
穴場だと思う街のトップは北千住だった。北千住には、JR常磐線・東京メトロ日比谷線・千代田線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス線の5線が乗り入れており、交通の便が良い。
2位は赤羽、3位和光市となった。同社は、蒲田(8位)、池袋(9位)、田端(10位)は都心に近いが割安、守谷(6位)、柏(5位)は郊外だが、交通利便性と商業利便性が高いと指摘している。
住みたい沿線のトップはJR山手線で、2位の東急東横線の倍以上の点数を獲得した。山手線には主要な駅が集中しており、圧倒的な人気を誇っているようだ。京浜東北線(3位)や中央線(4位)も根強い人気がある。メトロでは東京メトロ丸の内線(5位)が最上位となっている。
住みたい自治体ランキングは、1位港区、2位世田谷区、3位千代田区、4位目黒区、5位文京区となった。トップ10は全て東京23区で、11位になってやっと神奈川県横浜市がランクインしている。