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ホン・サンス×キム・ミニ ベルリン映画祭主演女優賞受賞作『夜の浜辺でひとり』初夏公開決定

2018年03月01日 00:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ホン・サンス監督作『On The Beach At Night Alone(原題)』が、『夜の浜辺でひとり』の邦題で初夏に公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルが公開された。


参考:ホン・サンス監督最新作『それから』初夏公開決定 2人の男女が印象的なポスタービジュアルも


 本作は、ハンブルクとカンヌンという2つの海岸都市が舞台の人間ドラマ。不倫スキャンダルにより、キャリアを捨て異国に逃げてきたヨンヒは、訪ねてくると言ったまま姿を見せない恋人を待ちながら、自分の真意が分からずに、後悔と欲望を引きずっていた。月日は流れ、韓国へ戻ったヨンヒは、旧友たちと再会したことで女優復帰を考え始める。そしてひとり江陵の浜辺を訪れ、意外な方法で自分の心に向き合うことになる。


 主人公ヨンヒを演じたのは、本作と同じく初夏公開の『それから』でも主演を務めているキム・ミニ。本作での演技によって、キム・ミニは韓国人俳優として初となる、第67回ベルリン国際映画祭銀熊賞(主演女優賞)を受賞している。


 公開されたポスタービジュアルには、海辺で遠くを見つめるキム・ミニ演じるヨンヒの姿に、“覚悟しかない。”のコピーが添えられている。(リアルサウンド編集部)