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H2Oリテイリング、千里阪急と商業施設セルシーの一体再開発を検討

2018年02月28日 15:53  Fashionsnap.com

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 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが、商業施設セルシーの信託受益者である合同会社サントルと、千里阪急および隣接するセルシーとの一体再開発の検討を開始すると発表した。


 両施設が位置する大阪府豊中市の千里中央地区では現在、街の活性化や機能拡充などの実現のため官民協働で今後のまちづくりの基本方針や交通機能の再編について協議されている。H2Oリテイリンググループの阪神阪急百貨店は、2月28日の今日豊中市が公表した「千里中央地区活性化基本計画 中間とりまとめ」で再整備検討対象と位置づけられている東町中央ゾーンで1970年から千里阪急を営業している。H2Oリテイリングは、同基本計画に則り、回遊しやすく買い物しやすい環境の実現を目指すためには、千里阪急と、隣接する商業施設セルシーが共同で将来の再開発計画を検討していくことが有効であると判断した。
 H2Oリテイリンググループは、サントルに対して匿名組合出資を行なっており、今後、同社とサントルで延床面積10万平方メートル級の商業施設の実現を目指して検討を進める。