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フランフランが働き方改革を加速、本社オフィスは19時に一斉消灯

2018年02月28日 12:33  Fashionsnap.com

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Francfrancが、3月1日から本社オフィスを19時に一斉消灯するなど、働き方に対する取り組みを加速することを発表した。

 具体的には、長時間労働の是正に向けて19時以降の残業を不可とし、改めて9時から18時までを勤務時間、6時から9時まで、18時から19時までを残業可能時間と規定。本社オフィスを19時に一斉消灯するほか、PCの使用時間もシステムで一斉制限をかけることで規定を徹底する。これは本社に限定したものだが、同社は全て直営店での事業展開を行っており、本社と店舗の業務フローが一体のため店舗の生産性向上にもつながると考えているという。
 また、業務効率化への取り組みとして、テクノロジーを活用した業務改革「テック・チャレンジ(Tech Challenge)」を推進。今年2月に導入した「AI 自動回答チャットボット」で社内の問い合わせ業務の軽減を図っているほか、3月からは「RPA(Robotic Process Automation)」を採用し、商品販売計画のための売上集計業務等の軽減を狙う。店頭では社内業務用アプリ「マジック・モバイル(magic mobile)」を開発。画像認識AIを活用した商品情報検索機能を搭載し、店舗での業務軽減とともに接客業務をサポートする。
 小学校3年生以下の子どもを持つ従業員を対象にした「育児短時間勤務」では、今年3月から始業開始時刻を9時、9時30分、10時、10時30分の4シフトに拡大する。