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マクラーレンF1にトラブルが連発。テスト2日目はエキゾースト関連の問題で半日走れず

2018年02月28日 11:01  AUTOSPORT web

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2018年第1回F1バルセロナテスト2日目:ストフェル・バンドーン(マクラーレン)
マクラーレンF1チームは、プレシーズンテスト2日目、エキゾースト関連のトラブルに見舞われ、ストフェル・バンドーンは37周を走行するにとどまった。

 27日、バンドーンがMCL33・ルノーのテストを本格的にスタートした。前日に続き、スペイン・バルセロナは気温が非常に低く、このコンディションを考慮し、午前中はシステムチェックと相関データの収集に取り組んだ。バンドーンは最も軟らかいハイパーソフトタイヤによって1分20秒325のタイムを出し、午前には暫定2位となっていた。

 しかし昼ごろにチームはボディワーク下の温度上昇という異常を発見。エキゾーストクリップが破損し、熱風がマシンとブレーキラインなど配線に吹き付けられていたことが分かった。チームは詳しい調査を行うために走行を中断し、無事に調査と修理を完了、夕方にマシンは走行できる状態になったものの、雪が舞うほどに天候が悪化していたため、コースに復帰しないことを決めたということだ。

 バンドーンはトラブル発覚前に記録したタイムでこの日全体の3位となった。

 テスト初日にはアロンソが走行したが、午前のセッションスタート早々にホイールナットのトラブルにより右リヤホイールが脱落するというアクシデントが発生、走行時間を大幅に失った。

 チームはこのトラブルは大きなものではないとと説明したが、2日目のトラブルについてもバンドーンとレーシングディレクターのエリック・ブーリエはともに「小さな問題」であると主張している。

 バンドーンはマシンのパフォーマンスには良い印象を持ったと述べた。
「最初の印象はすごくポジティブだ。快適に走ることができたし、意外なことも起こらず、マシンに対する理解を深めることができた」

「トラブルは大きなものではなかったし、マシンについてたくさん学べたから、ポジティブな一日だったよ」

 テスト3日目には再びアロンソが登場する予定となっている。