スクーデリア・トロロッソのピエール・ガスリーは、F1プレシーズンテスト2日目、新車STR13のテストをスタート、難しいコンディションのなかで最大限周回を重ねたことで、マシンとエンジンへの理解を深めていると語った。
今週のスペイン・バルセロナは、非常に気温が低く、テスト2日目の27日には一時雪がちらつくようなコンディションになった。ガスリーは82周を走行し、ソフトタイヤで1分21秒318のタイムを出し、11人中6位となった。
「今日はコンディションがすごく難しかったので、走行時間をめいっぱい使って走ることはできなかった。午後には雪が降るなかで走ったよ。F1マシンをスノーコンディションで走らせたのは、初めての経験だった。そういった意味ではすごいことだね!」とガスリーは語った。
「今日の作業について言うと、それなりにたくさんの周回を走り、マシンとエンジンについての理解を深めていった。興味深いテストをいくつかできたし、今日という日に満足している」
「最初の感触はポジティブだった。マシンを快適に走らせることができたんだ。ひとつのコーナーから次のコーナーに移動する際も、低速、中速、高速と変化するなかでも、一貫性があった」
「やるべきことはまだまだたくさんあるけれど、全体的に方向性をうまくつかめたと思っている。まだ予選ランをしたりプッシュラップを走ったりはしていない。今の目標はたくさんの周回を走ることだからね。天候の影響で走行プランを変更したが、それでも目標を達成できた。今朝はコースに出るのがすごく遅くなったけれど、走行している時間を最大限に活用し、この状況下での最善の仕事をした」