DTMドイツツーリングカー選手権は2月27日、2018年の参戦ドライバーがつけるカーナンバーについて発表した。2015年からDTMでは、F1やMotoGP等と同様に、ドライバー個人がカーナンバーを選ぶスタイルをとっているが、その番号を選んだ理由も同時に発表している。
ドライバーたちが選んだゼッケンの理由を見ると、レーシングカート時代から使用しているゼッケンなど、さまざまな理由がある様子だ。ドライバーの個性にも繋がるそれぞれの理由は下記のとおりだ。
#2 ゲイリー・パフェット(メルセデスAMG)
「自分のお気に入りだった番号が使われてしまっていたからね。でも『2』は初めてカートでチャンピオンを獲ったときの番号なんだ。だから自分にとっては特別だよね」
#3 ポール・ディ・レスタ(メルセデスAMG)
「『3』で初めてカートのチャンピオンを獲ったからだ。それと自分は奇数が好きなんだよ」
#4 ロビン・フラインス(アウディ)
「シングルシーターのレースで成功していたとき、ずっと『4』だったんだよ。運をもたらしてくれる数字だと思っている。この番号をDTMでずっとキープできるといいね」
#7 ブルーノ・シュペングラー(BMW)
「『7』か『17』でずっと悩んでいたんだ。『17』はカートで使っていたから。でも2012年にDTMのチャンピオンを獲ったときの番号が『7』だったし、特別な意味を持っている数字なんだ」
#11 マルコ・ウィットマン(BMW)
「二度『1』をつけて、これはいつも良かったけど、僕は11月生まれなんだ。『11』は僕のトレードマークになりつつあるかな」
#15 アウグスト・ファーフス(BMW)
「キャリア初期にカートをしているころ、いつも『18』を使っていたんだ。でもそろそろ変える時が来たと思ってね。『15』を選んだんだけど、特別な意味はそんなにないよ」
#16 ティモ・グロック(BMW)
「僕としては『5』を使いたかったんだけど、マティアス・エクストロームが使ってたからね。でも『16』を選んだので、容易に自分のイニシャルの『TG』が想像できるよね」
#22 ルーカス・アウアー(メルセデスAMG)
「『22』というゼッケンはいつも自分に幸運をもたらしてくれるんだ。カートの初期の頃からね。こうしてDTMでレースをする機会を得ることができて嬉しいよ」
#23 ダニエル・ジュンカデラ(メルセデスAMG)
「『5』が使いたかったけど、それはエクストロームの番号だ。次に昨年バイクの事故で亡くなった親友がつけていた『33』が使いたかったんだけど、それもダメだった。そこで、彼は5月5日生まれだし、『2+3』で5、それと『ふたつの3』になるように23にしたんだ」
#25 フィリップ・エング(BMW)
「自分としては、BMWモータースポーツの伝統的な番号である『25』をBMW M4 DTMにつけたかったんだ。この番号で戦うことができて誇りに思っているよ」
#33 レネ・ラスト(アウディ)
「単純に『33』がすごくいいと思っていたからね。ふたつ同じ数字が並んでいれば僕にとっても覚えやすい」
#47 ジョエル・エリクソン(BMW)
「カートの頃から47番でレースをしていたし、この番号でスウェーデンのカートのタイトルを獲ったんだ。だからもう一度使おうと思ったんだよ」
#48 エドアルド・モルタラ(メルセデスAMG)
「『48』という数字は、いつも自分のモータースポーツのステップアップについてきた数字なんだ。昔から運を運んでくれるんだよ」
#51 ニコ・ミューラー(アウディ)
「僕のいとこがカートで走っているころ、いつも『50』をつけていたんだ。だから僕が彼のチームメイトになったとき、『51』を選ぶのが理に適っていたんだ。カート時代は『51』でたくさん勝ったし、フォーミュラ・ルノーのチャンピオンも獲ったからね」
#53 ジェイミー・グリーン(アウディ)
「僕の父親が『53』でレースしていたからね」
#77 ロイック・デュバル(アウディ)
「僕のキャリアのなかで何度か『7』を使ってレースをしていたんだけど、『7』が使えなかったから、7をふたつにして『77』にすれば、幸運も二倍になるだろうと考えたんだ」
#94 パスカル・ウェーレイン(メルセデスAMG)
「『94』を選んだのは、僕が1994年生まれだからだよ。見た目もクールだからね」
#99 マイク・ロッケンフェラー(アウディ)
「『9』が僕のラッキーナンバーなんだけど、それがふたつになったらよりベターになると考えたんだ」