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猿人間が身体を張ってマナーを指南 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』マナー広告公開

2018年02月27日 14:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月28日より公開される映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』のマナー広告が公開された。


参考:動画はこちら


 本作は、有名美術館の敏腕キュレーターが、自身のプロジェクトの展示作品「ザ・スクエア」が世間で思わぬ反響を呼んだために大騒動に巻き込まれていく様を、痛烈な笑いたっぷりに描く。第70回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝き、第90回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされている。50歳で出演した本作で大ブレイクし、『ドラゴン・タトゥーの女』続編の出演も決まった、デンマーク出身のクレス・バングが、主人公のクリスティアンを演じる。


 今回公開された映像には、本作のユーモラス&ブラックなエッセンスがたっぷり詰め込まれている。クリスティアンの運命を揺るがすこととなる「ザ・スクエア」は、人々に思いやりの心を思い出してもらうことが狙いのアート作品だ。それと同じように、『ザ・スクエア 思いやりの聖域』のマナー広告は映画鑑賞における“思いやり”の大切さを喚起している。


 最初は優雅にスピーチをしているクリスティアンだが、その直後には、【携帯はオフに】【狂乱禁止】といった注意とともに、携帯電話が鳴って慌てたりパーティで踊り狂っていたり、紳士なエリート・キュレーターのイメージとは遠い姿が映し出されている。さらに、部屋をうろつく猿や、猿の物まねをする謎の猿人間がフォーマルなパーティでテーブルの上に乗るなどして激しく暴走する姿が確認できる。


(リアルサウンド編集部)