蜷川実花と渡辺直美のコラボレーションによる映画『リメンバー・ミー』のポスタービジュアルが公開された。
今回のコラボレーションは、物語の舞台となる「死者の国」で主人公ミゲルが出会う芸術家フリーダ・カーロの日本語吹き替え版声優を務めた渡辺直美を、蜷川実花がカラフルな「死者の国」をイメージして撮り下ろしたポスター3作品。ポスターの背景には先祖を祝うための祭壇やパペルピカド、マリーゴールドが装飾として用いられており、渡辺はそれぞれに合わせたヘアメイクを施し、カラフルな衣装に身を包んでいる。セットの7割がメキシコの祭り「死者の日」を実際に訪れたことのある蜷川の私物だという。
同ポスターについて蜷川は「すごく可愛いビジュアルができあがる予感がしていたので、かなり気合を入れてセットや衣装などのイメージを考えました。私がとても大好きな世界観で、そこに直美ちゃんが入るというのはぴったりでした!フリーダ・カーロも大好きで私にとっては大事なアーティスト」とコメント。
渡辺は「まさに映画の世界にいるような感じですごく楽しく撮影させていただきました」「どの衣装もヘアメイクも大好き!特に祭壇前の衣装はフリーダをイメージしていてすごく好き!今年は“『リメンバー・ミー』メイク”も流行りそうですね。ワンポイントで意外と派手になり過ぎず、とっても可愛い!」「衣装もゼロから作って下さって。メイクもフリーダと同じ眉毛になっていたり、細かい所までやっているのでお楽しみに」と語っている。
また映画について蜷川は「メキシコの“死者の日”は、日本のお盆と似た感じがあるけど、すごく明るくカラフルでポジティブな感じがします。そんな世界を是非みんなにも観てほしいし、私自身もワクワクしながら観ました」、渡辺は「映画を観て、(主人公が初めて)“死者の国”に入ったシーンが綺麗すぎて、“写真撮りてーっ!“て思いました。それくらいめっちゃ綺麗なんです!」とそれぞれコメント。
ポスターは3月12日から交通広告などに掲出予定。YouTubeではメイキング映像が公開中だ。
『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチが監督を務めた『リメンバー・ミー』は、1年に1度だけ亡くなった家族たちに会えるという「死者の日」を題材にした作品。死者の国を舞台に、音楽を禁じられた少年ミゲルと、家族が恋しいガイコツのヘクターが冒険を繰り広げる物語だ。『アナと雪の女王』の新作『アナと雪の女王/家族の思い出』と同時上映される。公開は3月16日。