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ポルシェ ジャパン、不正アクセスにより個人情報2万件超が流出

2018年02月27日 12:33  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 ポルシェ ジャパンが2月26日、顧客の個人情報を管理している委託先のサーバーに第三者が不正アクセスし、顧客情報の一部が流出したことを発表した。件数は、2月26日時点での初動調査によると2万8,722件にのぼる。

 同社は、当該サーバーに保存されている外部からのウエブアクセスログによると、2018年1月23日から2月11日の間に複数回にわたって第三者から当該サーバーに対する攻撃が確認されたと発表。1月22日以前の同サーバーに対する不正アクセスの有無は、当該委託先にアクセス記録が保存されていないため未確認で、これに関しては外部機関を起用して調査中だという。
 不正アクセスにより流出した顧客情報は、2000年から2009年に同社ウェブサイトを通じてカタログ請求した顧客のデータベース2万3,151件と、2015年7月に同社が実施したEメールアドレスキャンペーンへの応募者のデータベース5,568件などで、いずれも電子メールアドレス情報の流出を確認。また、氏名や住所、電話番号、年収、車の所有といった情報も流出した可能性があるという。
 同社は不正アクセスを行なった第三者に対する対応について警察に相談しており、また外部機関を起用し不正アクセスの痕跡を調査することで不正アクセスの全容と流出した顧客情報の範囲の特定を調査していく。
■専用問い合わせ窓口:0120-950-290(月~金9:00-18:00)