とあるアラ子の漫画『美人が婚活してみたら』が実写映画化され、2019年に公開される。
2016年から漫画アプリ「Vコミ」で配信を開始した『美人が婚活してみたら』。付き合う男性とは不倫ばかりで、大きな失恋をきっかけに燃え尽き症候群になった「アラサー女性」のタカコが、人生の一発逆転を結婚に求め、婚活をしていく中で、大切なものに気づいていくというあらすじだ。
映画版では主人公のタカコ役に黒川芽以がキャスティング。監督は『恋するマドリ』『勝手にふるえてろ』の大九明子。脚本を連続ドラマ『卒業バカメンタリー』で脚本を担当しているじろう(シソンヌ)が務める。
主演の黒川芽以は「原作を読んで、これはまさに自分たち世代の物語で、私自身、婚活はしたことはないですが、結婚もしていないし、とても共感できました」とコメント。脚本のじろうは「30代の美人な女性の心情を、40代の中年男性が描きます。描けますか?描けました。映画館に観に来て下さい」とのコメントを寄せている。
■黒川芽以のコメント
オファーいただいて、まず最初に思ったのが、タイトルにもある「美人」が自分に務まるのかという不安でした。ですが、台本や原作を読んで、これはまさに自分たち世代の物語で、私自身、婚活はしたことはないですが、結婚もしていないし、とても共感できました。自分が感じた共感を、役を通して届けられると思うと、素直に嬉しかったです。
大九監督とは今回2度目のお仕事で、センスの良さ、大九監督ならではの切り口と、細かい丁寧な積み重ねとアイデアに驚く日々です。じろうさんの台本は台詞がとても魅力的で面白く、その上に監督のエッセンスが加わり、さらに面白くなっていく手応えを感じています。婚活をテーマにした作品ですが、女性の生き方や成長を描いた物語であり、女性には共感いただけると思いますし、男性にとっては女性のリアルな生態を知れる映画になると思います。沢山の方に見ていただける作品になるよう頑張ります!
■じろう(シソンヌ)のコメント
コントを作り続けていたら映画の脚本の話が来ました。30代の美人な女性の心情を、40代の中年男性が描きます。描けますか?描けました。映画館に観に来て下さい。
■とあるアラ子のコメント
こんな豪華なスタッフで映像化していただくなんて、本当に夢のようです。原作者としてではなく、一映画ファンとして完成を楽しみにしています!