スーパーGT300クラスに参戦するつちやエンジニアリングは、チームのゼッケンにちなんだ2月25日、関係者を集め都内で発表会を行った。今季はカラーリングをホワイト×ピンクに一新し、『HOPPY 86 MC』と車名も改めてシリーズに臨む。
すでにつちやエンジニアリングは2月5日、新たに松井孝允のパートナーとして坪井翔が加入することを発表しており、第3ドライバーとして近藤翼を起用する。そんなチームの2018年シーズンの船出に向け、25日にチームは関係者を集めたパーティを開催したが、そこで今季のカラーリングとレースクイーンがお披露目された。
2015年のスーパーGT復帰以降、チームが走らせる86 MCはホワイトにブルー、グレーのカラーリングが施されていたが、今季はなんとホワイトにピンクという組み合わせだ。これにチーム代表の土屋武士とチームを15年間サポートする、ホッピービバレッジの70周年記念ロゴが組み合わされる。
ホッピービバレッジの石渡美奈社長から、「いつかメインスポンサーとして走ろう」と言われていたという土屋代表は、「こうして夢を叶えることができ、大変興奮しています」と語った。
ドライブする松井、坪井もこの日までカラーリングを知らなかったとのことで、「今日、控室で初めて見ました(松井)」「自分はヘルメット等もピンクなので、合っている」と驚きと喜びのコメントが飛び出した。
J SPORTSのスーパーGT中継でおなじみの井澤エイミーさんが司会を務めるなか、石渡社長の誕生日を祝うシーンがあるなど、この日は終始和やかな雰囲気でパーティが進んでいたが、途中には土屋監督から新加入の坪井に対して「チャンピオンを獲るのは当たり前。このチームで走るからには、『昨日の自分に負けないように』との叱咤激励も飛んだ。
新しいピンクのカラーリングは、今後土屋や松井自らがベースのラッピングをしていき、その後専門のスタッフがカラーリングを施していくが、チャンピオン奪還に挑む2018年の正式カラーが完成するのは開幕戦になりそうだ。
また、この日はチームを彩るレースクイーンとして、継続となる岡島彩花さんと新たに加入した浅香ななみさんのふたりが務めることが発表されている。