スクーデリア・トロロッソは、ホンダとのパートナーシップによる初のF1マシン『STR13』を正式発表、チーム代表フランツ・トストが、新シーズンへの期待を語った。
2006年からF1に参戦しているトロロッソは、これまでコスワース、フェラーリ、ルノーのエンジンを使用してきたが、2018年からホンダとパワーユニット契約を結んだ。今シーズンは独占供給を受け、チーム史上初めて、ワークスチームとしての待遇でF1を戦うことになる。
この4年、トロロッソはコンストラクターズ選手権で7位を獲得、ホンダとのワークス関係のもとでさらに上を目指したいと首脳陣は繰り返し述べている。
「ホンダとともに迎える新たなシーズンが今から楽しみだ」とチーム代表トストがニューマシン発表に際して語った。
「これまでエンジン独占供給を受けた経験がないトロロッソが歴史のあるホンダとパートナーになり、これからともに進んでいくことにわくわくしている」
「また、我々はふたりのルーキーを2018シーズンのドライバーに迎えている。ルーキーとはいえ、ピエール・ガスリーもブレンドン・ハートレーも昨年いくつかのレースで我々とともに戦っており、今シーズンが彼らにとって初のF1フル参戦の年になる」
「ピエールは2016年のGP2(現F2)チャンピオンであり、ブレンドンは昨年のFIA世界耐久選手権とル・マン24時間で王者となった。そんなふたりに競争力のあるマシンを提供できれば、ハイレベルなパフォーマンスを示してくれると確信している」
「我々がハードワークを重ねて開発したSTR13がサーキットを駆ける姿を目の当たりにすることが待ちきれない。いよいよ、シーズンの始まりだ……。Gambarimasu(ガンバリマス)!!」