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クリント・イーストウッドのインタビュー&メイキングを収録 『15時17分、パリ行き』特別映像

2018年02月26日 13:32  リアルサウンド

リアルサウンド

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 クリント・イーストウッド監督最新作『15時17分、パリ行き』の特別映像が公開された。


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 本作は、2015年8月21日に起きた、パリ行きの特急列車内で554人の乗客全員をターゲットにした無差別テロ襲撃事件を題材にした人間ドラマ。極限の恐怖と緊張感の中、武装した犯人に立ち向かった、ヨーロッパ旅行中の3人の若者の姿を描く。


 今回公開されたのは、イーストウッド監督が最新作を語るインタビューとメイキングシーンを収めた特別映像。イーストウッド監督は、事件の当事者たちが演じるべきだと決断したる経緯について、「英雄を描く映画が偶然続いた。幼馴染みの3人が素早く行動を起こした。その結果が偉業となり、人々を感動させた。プロ以外の人材も起用してきた経験から、私の見る目が鍛えられた。それで、あの3人に聞いてみた。“本人役で出ないか”と。」と、演出家としての直感を信じたことを語る。


 さらに、「その後、他の事件当事者も出演が決まった。撃たれた男性と奥さん、駆けつけた人々、終盤にも当事者が数人出演した。彼らは体験者だ」と、スタッフが特急列車タリスの乗客や乗務員、救出に駆けつけた医師や警官たち全員に連絡を取り、実際に事件の現場に居合わせた人々が出演しているとコメント。


 最後にイーストウッド監督は、「これは映画ではあるが、彼らのストーリーだ。真実なんだよ」と力強く語っている。(リアルサウンド編集部)