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生まれつき人と違う顔をもつ少年の姿を描く 『ウォールフラワー』監督最新作『ワンダー』6月公開

2018年02月26日 12:02  リアルサウンド

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 『ウォールフラワー』のスティーヴン・チョボスキー監督最新作『Wonder』が、『ワンダー 君は太陽』の邦題で6月に公開されることが決まった。


参考:荻野洋一の『ルーム』評:“感動させる”演出に見る、映画としての倫理の緩み


 本作は、『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリスト第1位を獲得し、全世界累計発行部数800万部のベストセラー小説を『美女と野獣』の製作スタッフにより映画化したもの。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた、生まれつき人と違う顔をもつ10歳の少年オギ―が、小学校5年生になって初めて学校へ通うことになったことから生まれる変化を描く。


 生まれつき人と違う顔をもつ少年オーガストこと“オギ―”を演じるのは、『ルーム』のジェイコブ・トレンブレイ。本作では、中身は普通の男の子でありながら、外見に生まれつきの障害を抱える役どころを演じた。そのほか、母親イザベル役に『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツ、父親ネート役に『ミッドナイト・イン・パリ』のオーウェン・ウィルソンが名を連ねた。


 あわせて公開された第1弾場面写真では、誰にも顔を見られないように宇宙飛行士のヘルメットで顔を隠すオギ―と、彼を温かく勇気づける母イザベルの姿が捉えられた、オギーの登校初日の様子が写し出されている。(リアルサウンド編集部)