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シズル感たっぷり! “音”で食欲をかきたてる「100秒でお腹が空く動画」誕生

2018年02月26日 11:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

宮崎牛をジュージュー焼く音に食欲をそそられる
ザクザク切る音、ジュージュー焼く音、パクパク食べる音など、「音」はときに食欲をかきたてるもの。その音、ひとつひとつの“気持ち良さ”を追求して撮影された動画がこのたび公開された。たった100秒の間にシズル感たっぷりの音が次から次へと盛り込まれ、見ているだけで食べたくなり、お腹が空いてしまうような出来栄えとなっている。

【この記事の動画を見る】

宮崎県のPR動画『Sound of hinata food』は、音に焦点を当てた、宮崎の食材や料理を紹介する動画だ。宮崎が誇る、内閣総理大臣賞を受賞した宮崎牛、太陽の暖かさが詰まった完熟マンゴー、日本トップクラスの日照量のもとで育った味の濃い野菜などの美味しさを、視覚だけでなく聴覚からも心地良く表現する。


撮影では音の気持ち良さを追求するために、機器にもこだわり、最新鋭のバイノーラルマイクを使って立体的な音を収めた。動画の冒頭に「この映像は、ヘッドホンを付けてご覧いただくと、よりお楽しみいただけます。宮崎の食材の音を、存分にご賞味ください。」とメッセージが表示される通り、ヘッドフォンやイヤフォンでの視聴がオススメだ。

動画ではまず料理の下ごしらえの様子が映し出される。トマトやキュウリの野菜を切り、ゴボウをささがきにして、お米を研ぎ、卵を割る―。それらがすべて「トントン」「サッサッ」「ザッザッ」「パカッ」と小気味良い音とともに、テンポよく紹介されていく。水を注いだり、ショウガをすったり、ガスコンロをつけたり…そのような音も美味しさに花を添えていく。


その後も、肉をジュージュー焼き、野菜や肉を油でパチパチと揚げ、グツグツとお芋を煮る。これでもかというほどに美味しそうな音のオンパレードが続き、いくつもの料理が仕上がる。最後には宮崎の郷土料理「冷や汁」を男性が口にかきこんでいき、「さぁ、幸せを食べよう。」のメッセージが現れる。


この動画を見た人からは「いい音すぎて」「お腹すきました~、音が最高に気持ちいいです!」「モノではなく、音に重点を置いた伝え方をするとは…」など音に関するコメントがいくつも寄せられている。また「なんかもっと食事に対して感謝した方がいいと感じさせられたな~w 残しちゃだめだな」と考えさせられた人もいた。

「音も映像も綺麗で、ASMR動画としてもとても素敵! 宮崎の食材に興味が湧いてきました」とコメントした人もいたが、その「食材の美味しさ」が、宮崎の食の魅力を支えているそうだ。宮崎県では宮崎の食材など宮崎の魅力を「日本のひなた宮崎県プロジェクト」(http://www.hinata-miyazaki.jp/)にて発信中だ。



(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)