ルノー・スポールF1チームは今年、スペインのトップサッカーリーグであるラ・リーガとパートナーシップを締結した。このことが功を奏し、スポンサーシップの状況に進展が見られているようだ。
スペイン初のサッカーリーグであるラ・リーガは、ルノーのマシン『R.S.18』および、ニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツJr.のレーシングスーツにロゴを載せることになる。サインツJr.は象徴的なサッカークラブ、レアル・マドリードの大ファンでもある。
「世界でも最高のサッカーリーグのひとつであるラ・リーガとの、エキサイティングで比類のないパートナーシップを発表することを、大変喜ばしく思っている」とルノーのパートナーシップ部門責任者のアントワン・マグナンは述べた。
「ルノー・スポールF1チームとラ・リーガは、我々のリーチを世界中に拡大推進するために、多くの目標を共有している」
「F1とラ・リーガのシーズンは1年間全体をカバーしている。それぞれのファン層は重なりがあるため、エキサイティングな活動への足がかりになるだろう」
このパートナーシップはF1チームとしては類を見ないものであり、サッカー以外のスポーツの世界で認知度を上げたいという狙いによって生まれたものであると、ラ・リーガのブランドディレクターを務めるエンリケ・モレノは語る。
「我々は国際的なブランドの存在感を作り出し、"It's not football. It's LaLiga"(それはサッカーではない。ラ・リーガだ)という我々のブランド・ポジショニングを支える革新的なアイデアを探し求めてきた」とモレノ。
「モータースポーツ、具体的にF1は、この戦略に完璧に合致する。F1ファンは潜在的サッカーファンなのだ」
「この新たな1年間の提携関係は、ラ・リーガの観客を拡大し、我々のブランドの認知度を高めるために作られたものだ」