トップへ

デニムやビスケットヘッド2018年秋冬は「3」がテーマ

2018年02月24日 10:13  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 デザイナー橋爪大輔が手掛ける「ビスケットヘッド(biscuithead)」が、2018-19年秋冬コレクションを発表した。ブランド始動から3年目となる今シーズン、「3」をテーマに制作。3本足のデニムや袖が3本あるカットソーなど、ユニークなデザインながら、パターンにこだわったアイテムがそろう。

 2015年にスタートして6シーズン目となる今回は、3つの色の配色から生まれるブランドらしさが制作起点。赤×青×黄色といったヴィヴィッドな3色を配色したファーベストやシャツをはじめ、3素材を配したボア付きジャケットやパンツ、3本の紐やポケットが装飾されたロングジャケット風のパーカ、桃太郎のお付き3匹が刺繍された解禁シャツなど、「3」の可能性を広げた。
 特に注目を集めたのは3本足のパンツで、余りの1本を前にして着用すれば袴風になり、後ろにすれば尻尾のようになる。コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)で10年間パタンナーを経験した橋爪のパターン技術と「ふざけたものを大真面目に作る」ビスケットヘッドらしいアプローチが受け、バイヤーからの反応も好印象なアイテムだったという。同様のアプローチでカットソーやトートバッグも展開される。