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スーパーGT:岡山メーカーテスト初日はZENT LC500が最速。WAKO’S、KEIHINが続く

2018年02月22日 17:01  AUTOSPORT web

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スーパーGT岡山メーカーテスト初日のトップタイムを記録したZENT CERUMO LC500
2月22日、岡山国際サーキットでスーパーGTのタイヤメーカーテストの1日目午後のセッションが行われ、ZENT CERUMO LC500が1分17秒735でトップタイムをマーク。WAKO'S 4CR LC500が2番手、KEIHIN NSX-GTが3番手という結果となった。

 ブリヂストン主催の今回のテストは、GT500マシンが9台、GT300マシンが3台参加して行われているが、気温10度という冷え込みのなか、1日目午後の走行が行われた。この日はサーキットはオープンということもあり、一般のファンも数多く訪れコースサイドでGTマシンの走りを見守っている。

 午後の走行では、KeePer TOM'S LC500に今季TEAM TOM'S入りした関口雄飛が乗り込んでいることがヘルメットから確認できたほか、午後には初めての岡山国際サーキットというジェンソン・バトンもRAYBRIG NSX-GTをドライブしている。

 時折陽が射したものの、肌寒いなかで続いた午後のセッションは、ロングランが主体でこなされたが、KeePer TOM'S LC500が70周を走るなど、多くのマシンが50周以上を周回。そのなかでZENT CERUMO LC500が1分17秒735をマークし、午後のトップに。WAKO'S 4CR LC500が1分17秒753で2番手と、ふたたびレクサス勢がワン・ツーを占めた。

 3番手につけたのは、ホンダ勢最上位となったKEIHIN NSX-GTで1分17秒769をマーク。ニッサン勢最上位のカルソニックIMPUL GT-Rが終盤に1分17秒919を記録して4番手。5番手にDENSO KOBELCO SARD LC500、以下KeePer TOM'S LC500、ARTA NSX-GT、RAYBRIG NSX-GT、NDDP RACING with B-MAXの3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rと続いた。

 NDDP RACING with B-MAXの3号車は、今回が初走行。「まずはチームがGT500に慣れることが大事なので、確認を含めて慎重に、マージンをとって走っている」という本山哲は「ニスモの協力も得て、チームのベースはしっかりしている。今回はセパンで23号車で試したことが、この岡山でどうかを試しました」と初日を振り返った。

 また、本山とともに3号車をドライブすることになる千代も「監督も長谷見昌弘さんですし、また3号車に戻ってきたな……と感じています。チームも良く知ったメンバーですし、やりやすいです。この日も予定どおり進められました」と語った。

 GT300クラスでは、LEON CVSTOS AMGが1分25秒992というベストタイムで3台のなかでトップに。ARTA BMW M6 GT3が1分26秒379で2番手、Modulo KENWOOD NSX GT3が1分26秒657で3番手となっている。