事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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ジーン・ハースは、彼のF1チームがずっとフィールドの最後尾付近にいることに、少々嫌気が差しつつあるようだ。ことによると、彼は長期的にF1に参戦するという計画を、見直し始めたのかもしれない。
すでに昨年の時点で、ハースは白紙の状態から新チームを立ち上げたのは失敗だったと認める発言をしていた。チームを設立する以前に、彼はバーニー・エクレストンから、ある既存チームの買収について打診されていたのだ。
そして先日、彼はもし向こう2年以内に上位を争うようにならなければ、F1からの撤退を考える可能性もあると発言した。
今シーズンに関して、ハースはチームにきわめて高い目標を課している。それは大部分のサーキットで、ラップタイムをフェラーリのコンマ5秒落ち以内にするというものだ。
だが、現実的に考えるならば、これは彼のエンジニアリングチームにとって、ほぼ達成不可能な目標と言わざるをえない……。
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