スーパーGT岡山メーカーテストを走るKeePer TOM'S LC500 2月22日、岡山国際サーキットでスーパーGTのタイヤメーカーテストがスタートした。1日目午前は2017年チャンピオンのKeePer TOM'S LC500が1分17秒897でトップタイムをマーク。レクサス勢がトップ3を占めている。
2月のセパンテストに続き、国内に舞台を移して初めて3メーカーがそろったブリヂストン主催のタイヤメーカーテストが2月22日にスタートした。今回参加したのは、レクサスが1月22日に行われたTRDテストに参加していたKeePer TOM'S LC500、WAKO'S 4CR LC500、ZENT CERUMO LC500、DENSO KOBELCO SARD LC500という4台だ。
一方、ホンダはセパンテストに参加したARTA NSX-GTが空輸で国内に戻り参加。また、RAYBRIG NSX-GT、KEIHIN NSX-GTが参加しており、ジェンソン・バトンも22日に岡山入りした。ニッサンは、こちらもセパンに参加したカルソニックIMPUL GT-R、そしてNDDP RACING with B-MAXの3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが新たにホワイトを基調としたカラーリングで登場した。
また、GT300マシンも3台が登場した。ブリヂストンを履くのはLEON CVSTOS AMG、ARTA BMW M6 GT3という2台で、2018年から参戦を開始するModulo KENWOOD NSX GT3も装いも新たに参加している。
開幕が少しずつ近づき、新たにカラーリングが施されたマシンも。この日発表されたDENSO KOBELCO SARD LC500をはじめ、WAKO'S 4CR LC500も新たに『DMG MORI』のロゴがつきリファインされたカラーリングで登場。この2台はほぼ確定のカラーとなった。また、RAYBRIG NSX-GTなども新しいカラーリングを感じさせるものとなっている。
10時10分のコースオープン時には気温10度/路面温度11度という冷え込みで、小雪も舞うコンディションとなった1日目午前の走行だが、開始4分にDENSOがストップし赤旗提示。ただ、DENSOはすぐにコースに戻っている。
その後はテストメニューがこなされていったが、この走行はKeePer TOM'S LC500が1分17秒897でトップタイムを記録。ZENT CERUMO LC500が1分17秒983で2番手に、今季から参戦するフェリックス・ローゼンクビストがステアリングを握ったWAKO'S 4CR LC500が1分18秒020で3番手と、レクサス勢が上位を占めている。
これに続いたのはホンダ勢。KEIHIN NSX-GTが1分18秒176で4番手。ARTA NSX-GTが1分18秒195で5番手、RAYBRIG NSX-GTが6番手という結果に。ニッサン勢はカルソニックIMPUL GT-Rが1分19秒304というベストとなった。GT300車両は2017年車両で参加しているLEON CVSTOS AMGが1分26秒580でトップ。ARTA BMW M6 GT3が続いた。