犬童一心監督の新作映画『猫は抱くもの』の劇伴を水曜日のカンパネラが担当。あわせて追加キャストが発表された。
6月23日公開の同作は、アイドルとしての夢を諦めた孤独な33歳の女性・沙織と、自分のことを人間だと思い込み、恋人として沙織を守ろうとするロシアンブルーのオス猫・良男の関係を描いた物語。主人公・沙織役を沢尻エリカ、猫の良男の擬人化した姿を吉沢亮が演じる。
水曜日のカンパネラが映画の劇伴を担当するのは今回が初。劇中歌“キイロのうた”の作詞は、良男の相棒となる猫・キイロの擬人化した姿を演じるコムアイ自身が手掛けており、「劇中歌は、登場人物と観客が、それぞれの固執しているものをそっと手放せるように、と思って書きました」と語っている。劇中ではコムアイの声で制作された「効果音」も使用される。
また今回出演が発表されたのは、様々な擬人化した猫を演じるキャスト。サビ猫役を演じるテレビディレクターの藤村忠寿をはじめ、サバトラ猫役の内田健司、黒猫役の久場雄太、茶ブチ猫役の今井久美子、キジトラ猫役の小林涼子、黒白ブチ猫役の林田岬優、ヒョウ柄猫役の木下愛華、縞三毛猫役の蒔田彩珠らが名を連ねる。さらに既に出演が発表されていた岩松了は老猫役を演じることがわかった。