スクーデリア・トロロッソがホンダとのパートナーシップによる初のF1マシン『STR13』のシェイクダウンを行い、当日参加したドライバーたちが、非常に順調な一日だったと明かした。
ホンダのパワーユニットを搭載する2018年型マシン『STR13』は、プレシーズンテスト初日の26日にスペインのカタルニアサーキットにおいて正式に披露される予定だが、トロロッソはそれに先立ち、21日、プロモーション目的として規則で認められている“フィルミングデー”を利用し、イタリアのミサノサーキットでニューマシンのシェイクダウンを行った。
詳細は明かされていないものの、当日はレースドライバーのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがともに出席したようで、それぞれSNSを通して新車のコースデビューについてコメントしている。
「今日、新しい“ビースト”のテストをしたよ!」とガスリー。
「トロロッソとホンダにとって素晴らしいフィルミングデーになった。トラブルフリーの一日だった。ホントだよ。次はバルセロナで会おう!」
ハートレーは「今日、やっとまたレーシングスーツとシューズを身に着けることができた」と述べている。
「ひどいウエットコンディションのミサノで新車STR13に乗ってフィルミングデーの走行を行った。“ニューガール”はスーパースムーズに走った」
「ここでの写真がリークされてしまったので、月曜の正式発表を前に写真を先行公開するよ」
チームは当初、『STR13』の写真を公開する予定はなかったようだが、写真がリークされたことで、チームとして公式な走行写真を発表した。
STR13・ホンダの正式発表は、スペイン・バルセロナのチームガレージ前ピットレーンにおいて、26日現地午前8時10分(日本時間16時10分)に行われる予定となっている。