スクーデリア・トロロッソが、2018年を戦うF1マシン『STR13・ホンダ』のシェイクダウンを行い、初めてニューマシンの写真を公開した。
ホンダのパワーユニットを搭載する初のマシン『STR13』は、プレシーズンテスト初日の26日にスペインのカタルニアサーキットにおいて正式に披露される予定だが、トロロッソはそれに先立ち、イタリアのミサノサーキットでニューマシンのシェイクダウンを行った。
F1レギュレーションによって、各チームは年間2回、プロモーションイベントとしての走行を行うことができる。1回につき走行距離は100kmに制限されており、装着されるタイヤはプロモーション走行専用のものになる。
トロロッソはこの規則を利用し、21日に“フィルミングデー”としてSTR13・ホンダのシェイクダウンを実行、レースドライバーのブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーが出席したようだ。
あいにくのウエットコンディションの下、STR13の走行を行い、トロロッソはニューマシンが映らない形でテストの動画を公開した。しかしその後、STR13の写真がリークされたことを受け、チームは公式にマシンの走行写真を発表した。
ミサノで走行したSTR13には2017年型同様のブルーとレッドのカラーリングが施され、ノーズにはホンダのロゴが入っている。
STR13・ホンダの正式発表は、スペイン・バルセロナのチームガレージ前ピットレーンにおいて、26日現地午前8時10分(日本時間16時10分)に行われる予定となっている。