トップへ

【RQ NEWS】まるでアイドル? 一風変わったレースクイーンオーディション

2018年02月21日 15:42  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

サーキットで歌って踊り、漫才も行うドリフトエンジェルスのオーディション
シーズン開幕前となる2月、3月はチームの体制発表が行われ、開幕に向け慌ただしくなる時期だ。この時期は各チームを盛り上げるレースクイーンたちの体制発表も多く行われている。

 チームのレースクイーンになるには、まずモデル事務所などに来るオーディションの募集要項に合わせプロフィールや写真などが掲載された宣材書類を送付。書類選考を通過すると、スポンサーやチーム関係者との面接が待っている。

 面接では、身体のラインなどを見たりするため水着審査などが多く行われ、質疑応答ではチームやスポンサーに対する想いなどをアピール。就職面接さながらのやり取りが行われるところもある。

 このような流れが一般的だが、中には変わったオーディションを行っているチームもある。そのうちのひとつがTEAM UPGARAGEのレースクイーン“ドリフトエンジェルス”だ。レースクイーン活動だけでなく、ステージではライブパフォーマンスを披露。さらに漫才なども行うドリフトエンジェルス。レースクイーン以外の活動も多いため、オーディションも一風変わった形式で行われる。


 今年も1月末にオーディションが開催され、書類選考を通った約40名が参加した。

 2次選考は、自己PR、ウォーキング、質疑応答という内容で進む。質疑応答では、一発芸や特技を披露してもらう一風変わった質問なども出るのがドリフトエンジェルスのオーディションならでは。

 UPGARAGEでは新入社員研修に、プロの芸人からお笑いを教わるお笑い研修を取り入れており、毎年ドリフトエンジェルスも研修を受け、自分たちで漫才やコントを考案し披露。そのため、オーディションではドリフトエンジェルス経験者に対して無茶振りな質問をするのも恒例となっている。

 今回、その2次選考を通過したのは10名。最終選考は、ドリフトエンジェルスのコートに身を包んで審査委員たちの前に登場し、自己PRを終えると歌とダンスを披露する。それぞれ持ち寄った曲に合わせ歌とダンスをする審査はまるでアイドルのオーディションのようだ。

 その審査を終えると、今度はヒールを脱ぎメンバーの並びやバランスを確認しオーディションは終了。その日のうちに合格者が所属事務所へと伝えられる。


 レースクイーンの発表も基本はウェブでの発表が多いが、ドリフトエンジェルスは発表の仕方もファンを楽しませている。発表前に選ばれたメンバー4人の手、足、後ろ姿を順に紹介し、今年はどの子が務めるのか予想してもらうかたちだ。

 今年はどの子がドリフトエンジェルスを務めるのか? 22日の発表を楽しみに待って欲しい。