ルノー・スポール・アカデミー創設時からのメンバーであったジャック・エイトケンが、ルノーF1のサード兼リザーブドライバーに就任した。F1での役割に加え、今季はFIA F2にも参戦することになる。またアルテム・マルケロフも昨年に引き続きFIA F2での活動を継続するかたわら、テスト兼開発ドライバーを務めることが決定した。
22歳のエイトケンはF1への昇格について、「サード兼リザーブドライバーとしての役割を引き受けるのは素晴らしい気分だよ」と語り、以下のように続けた。
「まだ始まったばかりだけど、チームへの関与を進め、より深めていくつもりだ。バルセロナでの最初のテストで現実的に感じ始め、もう少し実感が湧いてくるんだろうね」
「この役割のおかげで、ニコ(・ヒュルケンベルグ)やカルロス(・サインツJr.)の側で、彼らから学ぶチャンスがある。同じようにレースチームやエンジニアたち、そしてあらゆることがどのように運営されているのかを観察することもできる」
「もちろん求められれば喜んでマシンに飛び乗るよ。ニコとカルロスに何も問題がないことを願っているけどね! 今の時点では、成長し続けることが必要だ」
ロシア出身のマルケロフは、エンストンでチームのドライバー・イン・ザ・ループ・シミュレーターによる開発任務に従事するという。彼は今回の決定について、次のように話している。
「ルノー・スポールF1チームにテスト兼開発ドライバーとして加わることができてとてもうれしい。ルノーはF1で傑出したチームだ。彼らと契約することは僕のキャリアにおいて、本当に重要な一歩になる。今年は多くのことに耳を傾けて学び、チャンスが訪れたらそれを掴むことになるだろう」
「このチャンスに感謝している。テスト走行や、ロシアン・タイムから参戦するFIA F2チャンピオンシップの準備など、多くのことが要求されるシーズンなので忙しい冬を過ごしてきた。シーズンが始まって仕事に取り掛かることを本当に楽しみにしているんだ」