ルノー・スポールF1チームは20日に2018年シーズンを戦う新車『R.S.18』を発表。ワークスチームとしての活動を再会して以来、3年目のシーズン開幕を前にして、ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツJr.が2018年シーズンに向けての抱負を述べた。
2017年からルノーに加入した30歳のヒュルケンベルグは、「エンストンを訪問したときに『R.S.18』の開発で行われていることのすべてを目にした。この先のシーズンに大きな意気込みを感じている」と語り、さらに以下のように続けた。
「それに加えてパワーユニットの開発についての知らせがビリーからあったが、すべてがうまくいっているようだ。全体的にポジティブだし、この先エキサイティングな展開になるよ。僕自身も前向きで楽観的な気分だし、僕たちは良い状況にある」
「今シーズンは、昨シーズンのしっかりした基盤の上に築き上げていくような形にしたい。2017年は準備を整えることにあったが、今はもう前に進みたい。良い感触があるんだ。冬の間に力を注いできたし、ハードワークはいつだって報われるものだ。早く走りたいね。マシンに乗らせてほしいよ」
2017年シーズンの終わりにチームに加入した、23歳のサインツJr.もヒュルケンベルグと同様に早く走行を始めたいと考えており、次のように語っている。
「全般的なアプローチとしては毎日懸命に作業をし、ポジティブな流れを継続しようとしていた。一番の目標としてはドライバーとして、そしてチーム全体として前に進むことだ」
「どれだけ大きなステップになるか予測することは難しいけれど、僕は冬の間も懸命にプッシュしてきたし、ファクトリーの全員がベストを尽くしていることを知っているから、自信があるよ。エキサイティングなシーズンになることを確信している」
『R.S.18』は2月26日からのバルセロナでのプレシーズンテストにおいて、初の走行を行う。